メガネのつる 英語で言うと?
ずっと以前から気になっていたけど放っておいたネタです。今回決着をつけることができました。
眼鏡業界で言うところのメガネのつる。 テンプルと申します。「TEMPLE」・・・ これ辞書で引くと「寺」です。
またTEMPLEは 「こめかみ」という意味もあります。
ところがメガネのつるという意味はどこを探してもありません。
英語だと HANDSの方が通じます。 こめかみじゃなくて 「手」です。
問題にもどって「 寺」と「こめかみ」がなんで同じスペルなのか気になって調べてみました。 ちょうど素晴らしい答えがあったので紹介したいと思います。
引用先
temple(寺)とtemple(こめかみ)の不思議な関係
templumも、tempusもともに、元をたどれば、古代ギリシャ語のtemnein(切る)に到達するようです。「永遠の空間から切り取られた聖なる空間」がtemplumであり、「永遠の時の流れから切り取られた時間」がtempusと言われるようになったとされているのです。
このtempusに由来する英単語は、temporary(一時的な)やtempo(拍子)であり、そしてtemple(蟀谷)です。蟀谷は、脈をうち、時間を刻んでいる、いわば「頭の時計」であると考えられたのです。
temneinと関わりのある英単語の代表として、atom(原子)とanatomy(解剖学)があります。atom(原子)は、<a(否定)+temnein(切る)>で、「これ以上切れないもの」という意味から来ています。一方、anatomy(解剖学)は、<ana(=up)+temnein(切る)>で、英語にするとcut upとなり「切り尽くす」の意味となります。元来「切り尽くす」という意味から来ているのです。
いずれにしても、temple(寺)は「切り取られた空間」、temple(蟀谷)は「切り取られた時間」ということで、ともにルーツが同じだったようです。
私は、templeと関係があるcontemplation(沈思黙考)という単語が好きです。<con(一緒)+temple(神殿)+tion(こと)>に分析できますが、古代「聖なる空間に集まって沈思黙考した」ことを象徴する単語です。temple(寺)でcontemplateして、しばし時間を費やせば、temple(蟀谷)が脈打ち、一定の悟りの状態になるのではないかと考えてしまいます。
「蟀谷」(こめかみ)漢字だとこう書くのですね。読めもしなければ書くことだってできそうにないです。ヨーロッパ言語を学習していくとラテン語に行き着くことはよくありますがここでのポイントはtemple(寺)は「切り取られた空間」、temple(蟀谷)は「切り取られた時間」ということで「切り尽くす」という意味から来ているのだそうです。一見関係なさそうで意味があったのですね 驚きです。
業界用語って 便利ですし何気なく使うことも多いですが たまには客観的になんでこの表現なのか考えてみるのも楽しいかもしれません。
投稿者プロフィール
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名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。
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彼は何歳位かしら、、年齢不詳だわ、、、だけど at his temples に白いものがみえる。
あら?
検索をかけると ここに辿り着きました。