「似合うメガネとはなにか?」を考えてみた。

おもしろい体験ができました。
正直 これほど「この」メガネが似合うと 思ったことがなかったくらいです。

おまけくんのFBから

 

一人の友人を紹介させてください。現在大阪に住んでいる「おまけ君」です。随分不思議な名前ですが理由があります。私が勉強している藤村正宏師が主催しているエクスペリエンス・マーケティングの塾で仲良しになりました。通称エクスマ仲間ではニックネームで呼び合います。彼は「おまけ君」で私は「バンジョー」笑

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そんな彼が名古屋まで来て買ってくれるのは今回2回目なのですが、おまけ君が買ってくれたメガネをみてつくづく感じたことが「ホンマ、これしかアレへんわ」です。
なんか これだけ聞いてると 売りたいばっかりの商売熱心なおっさんでしかないかもしれませんがもう少しお付き合いください。

そんななかで ふと「似合うメガネとは何なのか」を考えていました。
かなりの部分を ある本から引用しているのでまず紹介させてください。
藤裕美著 「あなたの眼鏡はここが間違っている」
この本で紹介されている幾つかの法則に合致していました。

1.「メガネで個性を出すのでない。メガネはその人の個性を引き出すものだ」。メガネデザイナーの言葉だそうです。
メガネ自体が個性的なら個性的に見えるのか?それもなくはないですが所詮メッキは剥がれます。笑  今回の選択はおまけくんの個性を引き出せる逸品でした。またそう思えるのは少なからず彼をみてきたからだとも思えます。 したがって付き合いがどれだけあるかで逸品を勧められる確率は上がるのだとも正直思います。

 

2.「メガネは 顔に合わせることで完成する「脇役」である。」
仕入れは100%ある方を意識して品揃えしているわけではありません。
メガネはデザインだけで製品として完結しているわけではありません。偶然おまけくんがかけることでこのメガネの印象が変化し完結した気がします! そしてかれが何かしらこのメガネをかけて「プラスの変化」を感じてもらえたら私はこの仕事をしてよかったと感じることができるのかもしれません。

 

3.「覚えてもらうメガネには・・・・」
いい意味での「くせ」があるフレームは魅力的。そしてシンプルなのに何かが違うこと。次に「同じテイストのものをかけ続けること」。印象的なメガネをかけ続け得ることでメガネ込みでキャラクターとして認識される。 おまけくんは本能的にそれを知っていたことになります。 恐るべし 笑
結果としてひたすらかけ続けることでそのイメージが定着し「渋い」「かっこいい」「素敵」につながります。

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これが今回選んでもらったメガネ。  色 形ともに悔しいくらい他に似合う人が見当たらない。

最後に折角上手くハマったメガネを見つけることができたのですから 出来る限り長く維持してもらいたいのですがその上で一つだけ注意。
それは「かけ具合」です。
かんたんにいうと「さえてない」「イケてない」メガネってどういうものかというとフレームの形でなく、かけてる「位置」に問題があります。業界で言うところのフィッティングです。
ずり下がっているメガネをかけているとどうしても「さえてない」「イケてない」状況になります。不思議なくらい同じことを体験するのですが本人が良いと思っているより少し上めにかけるぐらいで丁度いいくらい。

メガネ屋として仕事冥利とは「新しいメガネとの出会いによって自分がどう変化するのかをワクワクして楽しんでもらう」ことです。
新年早々 勉強になりました。 おまけ君ありがとう

最後に私のサービスショットで締めくくります。クレームは受け付けませんのでご了承ください 笑

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投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。

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