おもしろそうは最幸のモチベーションだと思います。

おはようございます。

レンズばかバンジョーです。

 

アイキャッチ写真は昨日の50周年記念パーティーで身につけたもの。

いまはこんなものも簡単に探せてつくれるようになったのですね~。

面白そうだからこんな仕事もしてみたくなりました。

 

さて、おもしろい記事があったので補足しながら私の意見を残します。

「仕事を続ける上で最幸のモチベーションは、おもしろそう」がキーワード。

 

世の中の技術進化で我慢していたことが楽になる。

そんな期待が私の業界で起きています。

 

それがオンデーズの社長さんが書いているサイトです。

→ OWNDAYS社長のブログ (クリックで飛びます)

 

眼鏡業界で食べているものとして強烈に同感する記事がここにありました。

技術の進化で仕事がなくなる、もしくは楽になる体験したことがあります。以前書いたように、当社はもともと眼鏡店でなくトヨタの下請け工場でした。

創業者が40歳の頃、ご縁をいただきメガネドラッグ名古屋支店として再スタートしメガネプラザとして店名変更したのですが…メガネで再スタートしたとき、どうしても検査が上手くできなかった。そこで東京からスタッフを派遣してもらい、しのいでいたのですがなんとも歯がゆい。

 

そこで西日本初の導入といわれるコンピューターによる自動測定器(今で言うオートレフ)を導入しました。

店頭とチラシには「コンピューターによる安心の自動測定をどこよりも早く貴方のために導入」をうたいますが、実際のところは父に検査の技術がなかった。

当時一台1500万! それを2台買ったそうです。

初任給が94,300円の時代です。

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随分思い切りましたがその御蔭で安心して仕事が続けられたそうです。

その後、この機械は精度を上げてどんどん進化します。

 

いまや存在しない店を探すのが大変なくらい。

 

もともとメガネ屋でない者が、メガネ業界に衝撃を与え、足らない技術はお金を出して補う。そんなことはこれからもこの業界だけにとどまらず増えていくのでしょう。

その進化に対応していかなければなりません。

 

すでに外科手術は、ダビンチという機械で遠隔操作でき、さらに難しいと言われてきた網膜の手術のも成功しているくらいです。

遠隔操作の視力検査はすでに先のオンデーズさんで試験導入済み。

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メガネ屋としての仕事は「検査」「加工」「販売」の大きく3種類。

メガネ業界はこれを資格とし、エキスパート化を目指します。

つまり、この3つをまんべんなくできることを目指すのですが、実際の「人」をみると

「検査」は医療の分野、「加工」は手の器用さ、「販売」は人付き合いとそれぞれの特性が違うように感じるのです。

誤解のないようにいうと、決して検査を覚える必要がないとか加工はできなくて良いのではありません。目がどのような状態にあるのか、できあがりがどうなるのかの予想はしなければなりません。

ただ「検査」「加工」「販売」は、それぞれのスペシャリスト=得意な人が実際いて、往々にしてそのスペシャリストは他の業務が苦手だったりするのです。それを人事評価で頑張ってやりなさいも限界あるのかなと思うのです。

 

先の先端技術はスペシャリストを続けて探求させ、好きな仕事を楽しんでやれる仕組みになる期待があります。まだそこに到達するまでは 「まんべんなく」をお願いするしかないのですが…。

 

一方で、メガネが存在する以上最後まで残る仕事は「販売」だとずっと思ってます。

セルフでない限り「時間をかけた対面接客販売」であるメガネ販売では

お客さんが特定のスタッフに会いに来るケースがたくさんあります。

 

以前、社長の私がスタッフの留守中たまたま店頭にいて「私で良ければ対応させていただきますよ」と声をかけたら「あんたじゃなくてAさんに頼みたい またくるわ」と言われてしまいました。

あとで「メガネの調整もそうだけど嫁の愚痴をきいてもらいたいのですよ。」

と聞き、そんな仕事もあるんだねって笑いました。

またある店では、店長のファンがたくさんいて私が人事異動させたらお客さんごと移動してしまい(笑)お客さんがすっからかんになって次の店長が慌てたなんてこともありました。

そこで『自分のお客さん』を作らないといけないねという教育にもなりました。

 

人のつきあい、今ならSNSをつかって「個人を出して発信」していくことで

自分を知ってもらう。

相手を喜ばせる。

楽しませる。

たくさんの人と繋がって信用を集める。

何かの出来事は何かのチャンス。

好奇心をもって楽しむ心さえ持っていれば先にはすすめると私は信じてます。

 

だから「おもしろそうは私にとって最幸のモチベーション」なのです。

 

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。

おもしろそうは最幸のモチベーションだと思います。” に対して1件のコメントがあります。

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