色付きメガネについて こう思う

長らく日本社会において サングラスはネガティブな存在であったと思います。その最大の印象とはヤクザ映画の影響ではないでしょうか?  年配者には「まるでヤクザみたいだね」と言われることも未だにあります。またゴルフ場でサングラス禁止なんて所もまだあるようです。それくらいさんグラス姿の印象は悪い笑

では眼鏡屋的には どうなのかということを記録します。 結論からすると薄い色なら特に年配者にとってはありだということです。

もう少し説明を加えます。 人生の大半を老眼鏡にお世話になる事実というのは過去ブログで書きましたが 加老により日常生活は変化して来ます。 眼球の中にある水晶体が黄変し部屋の明かりが暗くなったという記憶はありませんか?

レンズメーカー勤務の頃より言われ続けているのが 10歳年を取るたびに電球の数を一つ増やして見ては?ということです。 また夜本を読むにはできるだけ明るいところで読んでもらった方が見やすいと思います。

しかしながら昨今の電球事情で LEDが増え 青色光線が強くなり 白い紙に印刷されている文字が見にくくなる現象が出ています。

それに対するソリューションとして 若干色の入ったレンズが効果的だと判断します。色目としては茶系 コントラストがはっきりします。 濃度は10%〜15%。この説明をすると何ページにもなるので割愛しますが目の本来の機能性能によるものだと思ってください。 またはレンズに何らかの処理がされているもの 写真はタレックス社の写真を引用してますが 白いところとレンズの中の文字の輪郭を比較してもらうと分かると思います。

IMG_7847

またこの事例は 本人の加齢状況にもよりますし 濃度は個人差があるので必ず眼鏡店の現場で確認されることをお願いします。

最後にこの手の確認は 朝 昼より 夕方から夜をお勧めします。 なぜなら日中の疲れが溜まった状況の方が現実的ですし昼間に比べて瞳孔が開き気味の方がこの効果が体験しやすいです。

繰り返しますが 心当たりのある方はお試しください。寿命が長期化する中 疲れにくい体づくりを目指してこれからも事例を挙げていきます。

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です