アメリカではここまで進んで来ている

友人の投稿で知ったアメリカのメガネ通販会社。これに似たシステムはすでに日本にある。しかしながらその後あまりぱっとしないなあと思っていたところ、一つの回答がアメリカから届いた。

アパレルブランド復権の鍵を握る!? SNSで愛される次代を担うブランドまとめ！ | 買い物中毒のファッション通販アドバイザー野田大介 | SHOPAHOLIC

ワーピーパーカーというメガネ通販会社という会社をご存知ですか。

ワービーパーカーの創業は2010年。ペンシルヴァニア大学ウォートン・ビジネス・スクールの生徒4人によって在学中に設立されたメガネブランドです。メガネ1つ購入するのに何百ドルもすることに疑問を感じた4人がロイヤリティや中間マージンを排除することでコストを抑えることを成功し、通常では500ドル程度するようなフレームを100ドル〜150ドルくらいでオンライン販売することに成功し爆発的な人気を得ました。

このワービーパーカーでは、度付きのメガネを通販するというこれまで不可能と思われていたことを可能にするために様々なサービスが行われています。その代表的なサービスが5本のメガネを5日間送料無料で貸し出す「ホーム・トライオン・サービス」と呼ばれるもの。これによってお客さんは、自分の顔にあったメガネをゆっくりと試すことができます。

眼鏡屋は二言目には技術を持ち出すが消費者目線では技術があるのは当たり前で最大の関心ごとはフレームが自分に似合うかどうかである。事実眼鏡屋の店舗のほとんどはフレーム屋であり検査室はどんどん狭くなっている。レンズの説明は畳2畳あれば十分だし手打ちうどんのように加工の現場を見せるようなこともしない。どこまで行ってもフレームが主役なのである。

このホーム・トライオン・サービスの優れた点は、届いたメガネをかけて自撮してもらい「どのメガネが一番似合うか？」という問いかけと共に #warbyhometryon のハッシュタグをつけて投稿することを促しています。

さらにはワービーパーカーのアカウントへ、その写真や動画で問い合わせをするとプロにアドバイスをもらうこともできる仕組みもあります。

実際うちで取り組んでいるのがこれ。

つまり一つのメガネを人を変えてかけて見るとどう見えるのか？という実験。さらに内心思っていたのはこのモデルになってくれる人がもっといてくれたらサンプルになるのにということ。 それぐらいかける人によってフレームの表情は変わり人に似合うフレームが自分に似合うかどうかは別なのである。

人の表情を彩るそのフレームを選ぶのにいくつかの手段がある。

実際の店舗に行く
一部でスタートしている自分の顔写真をネットにアップさせサイトにあるメガネを貼り付けてコラージュのようにして確認する。
オーマイグラッシーズがスタートしたサービスで自宅に候補のフレームを届けてもらうこと。

3番目は新しい販売方法ということでかなりのファウンドがついたと聞くが苦戦も聞く。

そうした中現在私がSNSのビジネスでの活用を模索する中なるほどと思いつく話がワーピーパーカーなのである。

最大のポイントは SNSとコラボすることで弱点を克服する点である。

フレーム選びでよく聞くのが「自分に似合うか？」である。

そのために鏡でみる。ただ度数が強いとよくわからないのである。そこでカメラに記録するのだが人前でしたくない。また女性なら服と合わせるとどうなるのかも気になる。

過去現在まで眼鏡屋と言う名のフレーム屋は顧客のイマジネーション力にかなり依存して来た。

いいフレームを見つければそれを人に見てもらいたい。現在最強のツールはSNS。取った写真をツイッターでながすか　インスタグラムで流すか？・・・うちでもそんなお客様はたくさんいる。

過去あちこちで使われた画像がこれ・・・

どんな仕事も成功させるにはSNSを使ってどう「知ってもらうか」を追求することになるだろう。そのための顧客心理を知るのは重要なことである。

最後に！以上すごいなとは思うものの人と人の温もりを感じたい楽しみたいと思う人はいると思う。私がそうであるから… SNSの活用は考えるのだけどネットで済ませるのもほどほどにしないとコミュニケーションの仕方も忘れてしまうのではないかと思っています。コミュニケーションを大切にする実店舗であることを頑張ります。