お題3 学生時代の友人を一人紹介してください。

今日も元気になりそうなお話をお届けします。

このお題をいただいて悩みました(笑) もともと交友関係が広いほうでもなく かつ誰にしたものか・・・ そうだ 彼にしようと決めたのが Hくんです。(固有名詞はだしません)

話は変わりますが 弊社にはことしも4人の新卒さんが入社します。(気が変わらなければ・・・)10年もまえから入社が決まった段階からずっと続けさせていることがあります。

それは 学生と会社のギャップを埋めること。 やり方は簡単。 合間に学生に会社に来てもらうことです。

私のかばん持ち 出張に同行 社員と飲み歩き 早朝勉強会に参加 弊社開催のベンチマーキングをお手伝い・・・・ほかにもいろいろ。

当然のことながら 仕事している間 仕事したおわりにいろいろな話をするわけですが 学生の話をだまってきくこともあれば こちらからも話すこともあります。

本人の話を聴く上で もうひとつ重要なことを聴きます。 それは友人はどんな人?っていう質問です。

カウンセラーでもない私は 話している相手に対してこの人はどんな人だろうかと その人の言葉の中から読み取ることはできません。 そのひとがどのような人とつきあっているかでそのひとなりを 感じとっています。

さらに私は心理学者ではないので あてずっぽうに話しますが 友人になるタイプって大雑把に言えば2通りだとおもいます。 ひとつは自分に近いタイプ もうひとつは自分から遠いタイプ。

近いというのは 「似てる」ということです。 似ていれば 発想も近い 違和感も少ない。だから安心です。 一方似たもの同士だから 大幅な展開 奇想天外はすくないかも。

遠いのは 似てないわけですから ケンカもする。 「絶交だ!」といきまくけど 自分にないから惹かれもする。 ある種の憧れかもしれない。

私のケースで言えば 学生時代の友人は 「近い」「似ている」ことがおおく それは お互い甘えあえるような気がしてるからかもしれません。 当然年齢は自分の同級になります。

一方「とおい」「似てない」友人は 社会人になってからもっと言えば 組織の代表 会社の社長の役をいただいてからの友人であり 不思議と年齢が上だったり 結構下だったりします。 年齢に関係なく「すごい」と思ってしまうからですよね。

今回は学生時代の友人なので 自分と同級で 「ちかい」「似ている」ことになります。 きかいあらば「とおい」方の友人についても触れてみたいと思います。

昨談の Hくんですが 同じ大学ではありませんでした。昼間大学に通い 夜は眼鏡専門学校に通っていたのですが そのときからの友人なので30年来ということになります。

したがって彼も同業で 静岡で眼鏡店を営んでおり 仕入先も顧客層もちがうので情報交換をします。 ま他彼の奥さんは 彼の学生時代からつきあいで わたしもそのころからしってます。現在に至るまで お互いの連れ合いの相談から 子供が生まれた 子供の受験 ああだこうだの家庭の問題 すったもんだ思い出せば数数えられません。

気心しれているから 気軽に相談します。 甘えているのかもしれません。

そんな彼だから ここに書いているわけでは実はなくて かれ・・・大病してるんです。 死に掛ける寸前でした。 現在はすっかりよくなりましたが 当時は本当に心配で 久しぶりに展示会で待ち合わせたときは おもわず泣きそうになるのを必死になって空見て我慢していた記憶があります。

もともとスポーツマンで 体育会バスケ部でキャプテン。 ちなみにわたしは 英語研究会で下っ端の渉外担当でした。 バリバリに動き回ることしか見てこなかったから 大病なんてきいて本当にまいった・・・・

闘病中も奥さんと何度も話しましたが 気丈に笑いながら「がんばってるから」と電話で話し 電話をきりおわったあと ひとりで 奥歯をぐっとかんでましたが 今思えばそんな記憶もあったなということでおわらせることができるのも 一つの思い出です。

仕事上 近いといっても彼は優秀な 職人気質で いまだにわからないことがあれば相談します。 ひとつ受け入れがたいことがあるとするなら かれが「阪神ファン」であること。

彼の娘さんも彼に輪をかけた「阪神ファン」で 将来「阪神ファン」でいられ続けるためにどうしたら 阪神電鉄に入社できるかを逆算して大学選びしている わたしには理解できない親子です。

年は変わらないのに 向こうは下の子供が大学 こっちはまだ中学生・・・ むこうは気が楽になるのに こっちは抱えているものを整理するのが精一杯。

ずっと家族付き合いをしているのでお互い子供の手が離れたら 夫婦二組でまたどこか 旅行にでかけられたらいいなと思います。

このお題をもらい 久しぶりに思い返しましたが 結局自分ひとりで生きてきたわけじゃないんだなと思い知らされました。

みなさん お付き合いを大切にしてくださいね。

では今日も元気に行きましょう!

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。