この眼鏡をかけ続けている理由

ご承知かと思いますが眼鏡店を経営しております。土日には店頭に立って接客もさせていただいております。そんな中よくいわれるのが「毎日日替わりでメガネかけ変えたら」です。

本日はわたしはなぜこの眼鏡をかけ続けているかを紹介させていただきます。 ちなみにここしばらくかけ続けているのがこちら

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拡大したのがこちら

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青いです! マイブームで青探してました。元気の素シリーズでも書きましたが「仕入れ会」は大好きです。そんな中人とは違った「青」を求めた年がありました。まあメガネ用の素材はほぼ決まっているので濃淡ぐらいしか差は出ないのかと思っていた先でこれに出くわしました。

なんて、いやらしい光り方をする「青」なんだろう?!

商品を前に立ちすくむ私を見かねてフランス人デザイナーが近寄ります。彼の説明では、材質はポリカーボネートに青くブルーのミラー加工をしてみたんだ!と。 このいやらしく光る青に興味をもったもののメガネ屋としての疑問が立ちふさがります。「これ耐久性大丈夫なの? ポリカって紫外線に弱いよねとか ミラーって剥離しない?」マシンガンのように質問をぶつけます。 それに嫌気がさしたのか「心配ならやめといたほうがいい」となげやりになるデザイナー。

いやいやクレームつけてるんじゃなくて ほしいのだけど買ってだめになったら嫌じゃない?ましてや次にお客さんに提供して嫌な思いしたらいやだし・・・

往々にして品質 耐久性については日本人は病的に反応します。特に名古屋はものづくりの関係者が多いのでよく質問をウケます。 一方海外のメーカーはそこで嫌がることを本音としていいます。すぐダメになるのはべつにしても痛むのは自然の成り行きといいます。実際そう思います。

うーん ここで立ち止まっても同しようもない・・ということで決めました!

私が自分で使って耐久試験しながら「柱」になりましょう!って

ということでこれを使ってます。

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かれこれ一年 海に行くのも 山に行くのにも持ち込んでますが 通常のメガネと大差なさそうです。ということで「柱」にならずに今回はすみました。めでたし めでたし。

 

ということで次はこちらです。

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  • 市販品として初めての3Dプリンターで枠を作成。
  • 耳たぶにかけない構造
  • レンズはクリアにレッドミラーコート

わたし、根が誠実なものなので心根と裏腹なこうした怪しげなものに惹かれる性質がありますが、これは曲者です。 3Dプリンターの素材に弾性 耐久性があるのか? これはやばいかもしれないと私の妖怪レーダー(ゲゲゲの鬼太郎©)が反応してます。

最後になりましたが ぜーーーーんぶ 自腹ですから。体張ってます。

 

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。

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