フクロウカフェ

今日も元気になりそうなお話をお届けします。

昨晩 少し早く仕事を切り上げて市内某所に出かけました。 おそらく日本でも数少ないフクロウを間近に見られる希少なスポットです。

ホームページは出てませんでした。 その理由を聞くと納得。 フクロウの販売もしているのですが安易に購入してもらいたくもないし 丁寧に扱ってもらいたいからとのこと。

聞けば種類によっては20年以上も長生きします。 犬猫のように ほえたり泣いたりしないので飼い主さんが 異常を読み取ってあげる必要があります。

また何かの具合で 家を空けるにしてもほかの家畜のように預けるわけにもいきませんよね? ちなみに我が家では小鳥を2日面倒みてくれといわれて 断られた経験があるのでフクロウなんが頼んだらえらいことになりそうです。 笑

その場にいたフクロウたちは 9羽。 大型のシベリアなんとか・・(記録し忘れました) ハリーポッターに出てきたあれです。 その固体 体重が1.6キロ 羽を広げると1.5Mといいますから ちょっとした大人くらいです。 出身がシベリアですから常に冷風を当てておかないとグロッキーになる、ちょっと大変なフクロウでした。

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またメンフクロウという 白い個体もいますが この種だけお安い! 理由を聞くと一時流行したことがあって数が多いからとのこと。 一方で飼いきれず放出される数も多くかわいそうな種でもあるそうです。

その場に居合わせた すでに3羽を買われているご家族にいろいろ聞く機会がありました。 なんと驚いたのは 休みになると肩に乗せて川原に散歩に行くというのです。 そのカフェに入った瞬間目に入ってきたフクロウたちは最初ぬいぐるみか 剥製かというくらい動きません。

肩にのせて出歩くフクロウたちも おそらくとおりすがりの人には気づかれないこともあるでしょうね。 とにかくじっとしているフクロウです。

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一方品種改良などされることもまだないので 野性味あふれているところもあります。 ご存知のとおり猛禽類なので 固体によっては 気性が荒く 噛み付かれたら手なら軽く穴が開くそうです。 このカフェではそうした性格の固体は出していないのと 管理者がしっかり見ているので安心です。

えさは 生きたねずみでも出すのかと思いきや 本当の野生のフクロウは狩猟で動き回るのに対して家庭では無理なので 脂肪分のおおいネズミは餌にすると弱るそうです。 そんれに変えて 鶉の肉をこまギリにして50gくらい朝晩出しているとのこと。

とにかく カルチャーショックのつよい現場でしたが 家族の意見は とても楽しかったといいます。 ひとつには フクロウが持つ眼にある気がします。 吸い込まれそうなその眼で見つめられるとたまりません。

ヨーロッパではフクロウは 智の象徴として扱われることがあると聞きますが 森の賢人とも称される 熟慮しているようなその風体は見ていて飽きることがありません。

先に書いたように あまり公表されることを好まないようでしたのでこちらからの公開も控えさせていただきますが いづれ評判になるでしょう。

 

衝動買いしそうな気持ちを抑えつつ 皆がニコニコして帰ることができました。

では今日も元気に行きましょう!

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。