藤村先生のメガネ ブレードランナー風? 攻殻機動隊みたい? はたまた??

随分お気に入りだったこのメガネ。笑えました。

 

メガネ屋さんで検査すると

どこでもあるものなのだろうけど 掛ける人がかけると急にSFぽくなるから不思議です。

そんなエクスペリエンス・マーケティング創始者 藤村正宏先生が

ここ最近、セミナーのオープニングで使われるテーマが「ブレードランナー」。

 

2020年の近未来を描いたこの映画。

2020年って日本ではオリンピックの年。そのときに酸性雨がふるのかしら?

火星からアンドロイドが亡命してくるのでしょうか?

 

流石にその予想ははずれそうですが 藤村先生の予想のほうが当たりそうです(笑)

まあ予想と言っても色々の論証のうえでの予想ですから

外れるわけでもないのですが、今ある仕事は将来なくなるだろうという予想です。

 

この仕事で一生食っていく!なんてことを目指して学生は社会に出ます。

でもそれが果たせなくなるってことです。

子どもに「どんな仕事につきたい? お父さんの仕事を引き継いでくれ」

なんてコト言えなくなるってことです。

 

まあ世の中 加速度的に変化していくようなのでそれも仕方ないですよね?

そうした不安のなか 藤村先生が教えてくれたのは「教養」という言葉。

 

勘違いされやすいのが「学歴」 学歴があれば「教養」もありそうですからね。

そもそもこの「教養」は英語を日本語化したもの。

明治維新以降 英語に限らず外国語の日本語化が進みましたが、本来の意味合いでない理解がされているようです。

 

「教養」というこの言葉の本来の意味は「自由になるための技芸(実践的な知識・学問)」だそうです。「Liberal Arts」を日本語に訳したと言われてます。

リバティ=自由の単語が思い浮かべばこれが「学歴」とは違いそうな感じは理解できますね。

つまり「教養」がないと、なにかの「奴隷」になってしまい「自由ではなくなる」というのです。

ではなんの奴隷?

会社の奴隷 お客様の奴隷 奴隷には楽しみがなくなります。

 

教養がないと面白くなくなります。これを個性のない人と説明してます。

人の価値が上がるには何者かであるべきだと説いてます。それを上げるものが個性だと。

かねてから藤村先生は 2つ以上の肩書を持つようにと話してます。

だから私もバンジョー弾いてる色メガネ屋を目指してるわけです。人の価値が個性だと。

 

過去「変わってる人」は けむたがられたことがあり 人と同じコトをするのが安心でした。でもそうしてしまうと埋没してしまう。

一般 コモディティ-化すると世の中に埋没してしまう。

 

過去うちはコモディティーの最たる日用品を安く提供することで財をなしました。

その後、世の中のメガネ屋さんが一斉にそれに飛びついてウチのオリジナリティが

なくなり世の中に埋没しました。丁度21世紀が始まった頃でした。

 

そこで色々悩んで 私が楽しいことを強化しようとして

現在の「色メガネ屋で人を元気にする仕事」に変化しました。

 

とは言っても、まだ道半ばですが

「目指すものをもっている」のと 持っていないのでは大違い。

仕事が自分を自由にさせるための技であることになるのも悪くないと思います。

 

むしろそうあるべきじゃないかな?

そんな人生を楽しみたいです。

 

投稿者プロフィール

上田唯司
上田唯司
 名古屋を中心に「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」を展開する株式会社東和工業の代表です。 
内面の色気を引き出す「最幸の色メガネ」で、かける人を「元気」にしたいと願いながら仕事をしています。
 私が入れ込んでいる趣味の話 最近気になっている話などなどをつれづれなるままに書き記していきます。

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